『この虫ケラが!!』とは言わせないよ

虫には触れないけど、虫の生き方のすごさを紹介していきます。普段はすぐに潰してしまう虫の意外な能力に驚くかもしれないです

誘惑に負けることってありますよね?

11月中旬になり、かなり寒くなってきました。雪が降り始めてる地域もあるみたいです。

 

今回はタイトルにある通り、生活していると色んな誘惑に負けることってありますよね?

ダイエット中なのに、ケーキとかアイスとかラーメンを食べたり運動をさぼったり・・・

禁煙とか禁酒を始めると数日で挫折したり、テスト勉強とか資格試験の勉強を始めようとしたら部屋の掃除を始めたり録画して溜まっていたアニメを一気に見たりしたことってあると思います。

こんな風に『ダイエットを成功させる!!』とか『テスト勉強をしていい点数を取りたい!!』とかの立てた目標を、誘惑に勝って挫折しないで今の自分から理想の自分に

変わるために必要なことが書かれている本が・・・

スタンフォードの自分を変える教室』っていう本。

自分を変えるために『意志力』を鍛えて誘惑に勝てるようになることで、理想とか目標を達成できるようになりますよーっていうことを10章に分けて解説しています。

意志力っていうのは注意力・感情・欲望をコントロールする能力なのでこれを鍛えると、勉強を始めようとした時に部屋の掃除をしなくなると思いませんか?

著者のケリー・マクゴニガル先生の講習を10週間受講するような形で構成されているので10章構成になっています。1週間とか10日くらいで読み終わると思うけど、実践するなら1週間に1章分の内容を実践してその結果を検証して自分にあった方法を組み合わせて実践するだけで、大分変ってきますよ。

また、各章の章末にはその章で紹介した方法を1ページでまとめているのでおおまかに内容を知りたい場合は最終ページだけを読むのもいいかも。

 

読んでいて一番心が痛かったのが7章の『あなた2.0に会う』ってところ。

やるべきことを先延ばしするときに『未来の自分はやるべきことを完璧にこなして

望み通りの結果を手に入れているんだ』って考えてしまって先延ばししちゃうってことが書かれている。ケリー先生がいつも僕が先延ばしする瞬間の心の中を見てるんじゃないかって感じでかなりドキドキしながら読み進めてた。

先延ばしを防ぐ方法がいくつか紹介されているけど、その中の一つが将来の自分の姿をまざまざと想像すると先延ばしが防げるというもの。

例えば寝そべった状態でポテチを食べながら一日中テレビを見て過ごす人(カウチポテト族)に定期的に運動をして健康で活力あふれた理想的な生活をしている姿と、ほとんど運動をせずに健康上の問題に苦しんでいる姿の2通りを想像してもらう。

そうすると想像をしただけで2か月後には未来の姿を想像しなかった実験グループの人たちよりも頻繁に運動するようになるっていうくらい未来の自分をリアルに想像する

ことって先延ばしを防ぐには強力な方法なんだねー

テスト勉強の先延ばしの時だと、勉強を始めていつもよりいい点数をとって満足している自分の姿と、勉強せず悪い点数をとって赤点の補習に苦しんでいたり親とか部活の顧問に怒られているところを想像するって感じかな? 

 

僕は1日10分から15分の瞑想とブログの投稿を習慣化しようしているけどなかなか

うまく行かないんだよねー

でも、瞑想の効果については今回の本の中でも紹介されいるから頑張って習慣化していきたいという思います。

 

こんな感じで『スタンフォードの自分を変える教室』の感想文でした。

次はクモの糸か児童の貧困について書いて行こうと思います。

 

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)

スタンフォードの自分を変える教室 (だいわ文庫)