『この虫ケラが!!』とは言わせないよ

虫には触れないけど、虫の生き方のすごさを紹介していきます。普段はすぐに潰してしまう虫の意外な能力に驚くかもしれないです

インフルエンザにかかったとありますか?

前回の投稿からかなりの時間があいてしまった>_<

昨年の年末にインフルエンザにかかってしまい、これで人生3回目の感染。

3回も感染するとインフルエンザウイルスは普段どこに住んでいて、どうやって生きているのか気になって、細菌とかウイルス関係の本を読んでみて面白かったから記事にしてみたー

今回の内容は『ウイルス・細菌の図鑑 感染症がよくわかる重要微生物ガイド』を元に書いていきます。

 

一番気になっていたインフルエンザウイルスの住処は鳥のカモの中なんだって!普段は空気中に漂っていると思っていたからかなり意外だった。

しかも、144あるA型インフルエンザの亜型全てにカモが感染していて体内で増殖してるってかなり驚いた。増殖するけど変異しないから人間みたいな症状は発症しないのかな?感染したカモが人間みたいな症状になるのかとか、カモから人間にどうやって感染するのかとかは書いていなかったら、他の本も読んでいこう。

 

インフルエンザのA型とB型はニュースとかで感染者が出ましたって聞くけど、C型はないのかっていうと実はC型もあるんだよねー。

C型に感染する人の大多数は幼少期に感染していて、鼻水が普段の風邪よりも多く出る程度で軽い症状だから感染していることに気付かないことが多いんだよ。

 

インフルエンザって1890年(明治23年)には日本に上陸しいて当時からカタカナで『インフルエンザ』って表記されていたからかなり昔から日本にいたんだね。この本の冒頭にその時の様子を描いた絵が掲載されていて『はやり風用心』っていうタイトル。

絵の左側に繁盛している薬屋・医者・按摩(マッサージ)と右側に閑散としている銭湯と床屋さんが描かれてていて、迷信に対する批判と医学的知識の啓蒙をしているんだって。絵の上には当時の文字で色々と説明が書いてあるけど、行書体だから読めなかった(>_<)

按摩が繁盛するってことは感染すると節々が痛くなるから揉んで楽にしてもらおうってことなのかな?

節々が痛くなるのは昔から同じんだね。

 

今回はインフルエンザについて書いたけど他にも発ガン性ウイルスとか性感染症とかウイルス性出血熱とかについて写真とか図を使って広く浅く解説されているから、ウイルス・細菌関連に興味があるっていう時にはこの本はいいかも。

所々で疑問に思ったことの解説がないところもあったけど、この分野に興味を持つきっかけになったから読んでよかったー

本を読んでもインフルエンザの予防はできないから、手洗い・うがい・睡眠・予防接種で来年は感染しないように気をつけよう

 

 

ウイルス・細菌の図鑑 ~感染症がよくわかる重要微生物ガイド (知りたい! サイエンス イラストレーテッド)

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